さくら音楽教室
現役門下生、卒業生ンタビュー

さくら音楽教室はピアノを通して音楽で育む感性と豊かな心を生徒たちには身に着けてほしいと考え、そのために本物の響きにこだわってきました。そんな当教室で長年にわたり学んだふたりに、ピアノを始めたきっかけやピアノを通して身に着けた力などについて語ってもらいました。

クローリー英美(左)  鈴木真悠(右)

何歳からいつまでピアノを習っていましたか?

真悠:3歳から。今も続けていて17年経ちました。
英美:3歳から高校2年生の夏まで習っていました。

ピアノを始めたきっかけは何ですか?

真悠:母がピアノの先生だったため
英美:母がお腹に私がいたときに、貴子先生に「子どもが生まれたらピアノを教えてね」と頼み、真悠ちゃんがお腹にいた貴子先生も母に「子どもが生まれたら英語を教えてね」と頼んだそうです。その約束通り私と年子の弟(4歳から小4までさくら音楽教室に在籍)は貴子先生にピアノを習い、真悠ちゃんも私の父の英語スクールに通ってくれていました。

ピアノを習っていた時の一番思い出に残っていることは何ですか?

真悠:小学3年生で初めて合唱の伴奏者として選ばれてうれしかったこと。そのときにピアノを習っていてよかったと実感しました。
英美:小学校3年生の時に初めて出場した「グレンツェンピアノコンクール」の予選で、いきなり金賞を獲れたことです。一生懸命練習した曲だったことと、祖父と祖母もコンクールに来てくれて、みんなからお祝いをしてもらって本当にうれしかったです。

いつか弾いてみたいと目標にしていた曲はありましたか? またその曲は弾けましたか?

真悠:ショパンの「英雄ポロネーズ」 浪人時代の発表会で演奏しました。
英美:ベートーヴェンの「月光」 発表会で弾いている人がいて「かっこいい曲だな。いつかは弾きたいな」と思っていましたが、結局弾かずじまいです。

子どものころの毎日のピアノの練習のおかげで、今本当の意味で音楽を楽しめています。(真悠)

ピアノ以外に習い事をしていましたか?

真悠:ヴァイオリン(2歳~現在)、バレエ(3歳~17歳)
英美:バレエ(3歳~小3)、水泳(小1~小5)、空手(小2~中1)
あとは中学受験塾と大学受験塾(中高一貫生用コース)に通っていました。

ピアノ以外の習い事および勉強と、ピアノの両立はどう工夫していましたか? 

真悠:平日は 放課後の時間を使って勉強や習い事のノルマを事前に決め、計画的に行動しました。
高校時代ではそれまでよりも勉強が大変になり、両立がいっそう厳しくなったので、習い事の時間はなるべく少なく調整してそこでできた時間で一気に集中して取り組むように心がけました。
英美:ピアノの練習は短い時間でもいいので、毎日続けることを意識していました。

ピアノを習ったことは、受験にも大きく役立ったと思います。(英美)

ピアノを習ってよかったことや役に立ったことはありますか?

真悠:現在大学の軽音楽部に所属してキーボードを担当しています。今までクラッシックしか演奏したり聴いたりしてきませんでしたが、今はいろんな音楽のジャンルを楽しんでいます。ピアノで得た演奏技術を生かしていろんな人とセッションを楽しんでいます。子どものころは練習が嫌いで日々大変な思いをしていましたが、その下積み時代のおかげで今はものすごく音楽を楽しめているので良かったと思っています。
英美:中学受験や大学受験の合間にとても良い気分転換になりました。発表会やコンクールを通じて、緊張する経験やひとつの目標に向かって努力する経験が、勉強やそれ以外のことでも非常に役立ちました。またピアノを長く続けられたことが、自分の中で大きな自信となりました。

これからピアノを習う人へのメッセージをお願いします。

真悠:ピアノは毎日練習をしないといけないので嫌になることもあるかもしれませんが、その苦労は必ず後々報われます。だからぜひ一生懸命がんばってください!
英美:私はピアノを通じて集中力や緊張感と向き合う力を養うことができ、それがピアノ以外のところでもたくさん役に立ちました。これからピアノを習う人、今すでに習っている人もピアノを通じて曲そのものの魅力や楽器を弾けるようになる楽しさ、達成感など多くの力を身につけられると思います。ぜひ楽しみながら練習をがんばってください。

プロフィール

鈴木 真悠(すずき まゆう)

国立お茶の水女子大学附属高等学校卒業
帝京大学 医学部 医学科
好きな作曲家 チャイコフスキー
好きな食べ物 唐揚げ

クローリー 英美(くろーりー えいみ)

私立雙葉高等学校卒業
東京大学 教養学部 学際科学科 国際環境学コース
好きな作曲家 ショパン
好きな食べ物 ラーメン